築炉について

製造業に欠かせない工業用炉

築炉とは、各種の窯炉設備において主として耐火煉瓦を積み上げて構造物を建設・整備する仕事であり、時に工業炉では、1,300℃を超える高温や溶解した溶解物から設備を守らなければなりません。

高熱から設備を守る

炉には様々な種類があり、囲炉裏や暖炉のような簡単で小さなものから、鉄鉱石から鉄を作り出す「溶鉱炉」、金属・非金属などに熱を加える「加熱炉」、産業廃棄物処理の「焼却炉」と色々です。特に、素材を加熱して溶かしたり熱エネルギーを取り出したりする工場や、ゴミ処理場で使用する炉は、巨大で高温(800度以上)の装置となります。そのため、熱が外に漏れる事による熱効率の低下や、外部装置の破損を防ぐため、炉内部に耐火レンガを隙間なく積み重ねて覆い、外部と遮断する断熱処理が必要となります。

適切なメンテナンスで炉寿命延長

炉の能力を100%発揮させるためにはメンテナンスが欠かせません。 例えば、鉄の製造過程で使用される耐火物は、設備によって形状・性質などの求められる特性が異なります。 弊社では、設備ごとのメンテナンスを適切な形で行い、炉の安定稼働と寿命の延長に努めます。

Copyright© 2014 大和工業株式会社 – 安全と信用を重んじ着実な向上を目指す。 All Rights Reserved.